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その他

悩みを抱えている人は発展途上国に行ってみるのも1つの解決策!?

【世界の絶景と名言】


「運命は神の考えるものだ。
人間は人間らしく働ければそれで結構だ。」

by 夏目漱石(小説家)

 

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悩みを抱えている人は発展途上国に行ってみるのも一つの心の解決策かも

偽善的な内容になってしまいますが、

いつか自分の日記として読み返したいと思うので、

ここに記しておきます。

 

フィリピンのセブに滞在したときの話です。

セブは経済発展が著しく、

大きなショッピングモールも沢山できており、

英語の留学先としても人気を集めています。

しかし地元の人の現実は、

大きな街を外れれば貧富の差が激しく、

決して治安が良い場所とは言えないのです。

セブは、強盗やスリが多いと聞いていたので、

私も最初はビクビクしながら生活をしていたのですが、

すぐに慣れてしまい気が緩んで過ごしておりました。

そんなある日、

小さなショッピングモールを歩いていると

1人のお婆さんに目がとまりました。

お婆さんは、

水の入ったボロボロののペットボトルをおいて、

道路の地べたに座っていました。

何となく気になるので少し見ていると

時折、通行人に手を差しだしているのです。

なるほど。

物乞いをしているのだとわかりました。

私はセブに来てからショッピングモールや

観光ツアーしか参加していなかったので、

物乞いをしている人を初めてみたのでした。

おそらく沢山の物乞いをしている人はいるはずなのですが、

それすらも気づかないぐらい

平和ボケして観光をしていたのです。

しばらく、そのお婆さんを見ていたのですが、

誰も寄付などしません。

その場所は観光客はあまり通らない場所ですし、

地元の人もそんな余裕があるわけではないからだと思います。

このような光景は

海外に行けば沢山みてきたはずなので

素通りしよう思ったのですが、

どうしても気になるので、

財布から少額のお金を出して

お婆さんのところに行きました。

そしてお婆さんの目の前にたち、

そっと手にお金を渡したのです。

その時、衝撃的な光景を目の当たりにしたのです。

お婆さんは、最初は驚いた様子をしたのですが、

すぐに満面の笑みで私をみたのです。

私はお婆さんが満面の笑みになるなんて思っていなかったので、

驚いてしまいました。

いつも寄付をする時は感謝はされますが、

ここまでの笑顔を見せてくれたことは無かったのです。

おそらく誰もお婆さんを相手になんかしていなかったのだと思います。

私はお婆さんの満面の笑みを見た時に、

鳥肌がたったのです。

まるで神を見たかのような錯覚に陥りました。

と同時に恥ずかしさでいっぱいになりました。

私は笑顔など作らず無表情でお金を渡したのです。

しかも、私からしたらほんとうに少額のお金。

それなのに、

お婆さんから満面の笑みを受け取ったのです。

もう恥ずかしくてその場からすぐに立ち去りました。

何故、もう少し笑顔を作って渡さなかったのか、

もう少し気持ちを込めて渡せたのではないかと反省し、

自分が情けなくなりました。

でもお婆さんの笑顔の衝撃は忘れられず、

人はこんなにも素敵な笑顔が出せるのかとも思ったほどです。

この私の行動が良いとか悪いとか議論などしたいのではなくて、

私自身が、

旅の当初に、ヨーロッパで難民の方々を見る度に感じていた気持ちを

思い出せたことと

改めて自分自身がすごく小さい人間で

恥ずかしい人間だと気付いたので、

ここに書き残しておきたかったのです。

私は旅が終わった後、

日本に帰国してから厳しい現実が待っていることに

憂鬱になっていたのですが、

なんて小さい悩みだなと気づかされました。

日本人の旅人なんで、

働かなくても数ヶ月は旅ができるくらいお金を貯めることが可能ですし、

日本に生まれたってことは、

他国と比べると物凄く幸福なことなのですから。

生まれた国が違ったら、

その日に生きていくことさえも大変な国がある現状。

こういう事って頭ではわかっていることなんですけどね。

実体験することは、すごく心を揺さぶられます。

日本で悩まれている方は、

一度、発展途上国に飛び出してみるのも、

一つの心の変化を起こすツールになるかもしれません。

嫌でも恵まれている自分に気づかされますからね。

和顔施(わがんせ)

まだ続きがあります。

先ほどの体験の後日、ベトナムのフエのレストランで

出会った旅人と意気投合した時のことです。

彼と私の生き方は正反対なぐらいの生き方をしてきていました。
(彼は物凄くワイルド(危ない)な生き方をしてきています)

しかし根本で考えている事が一緒で

すぐに意気投合したのです。

そんな彼にこの話をした時に、

教えてくれた言葉が仏教の言葉で

和顔施(わがんせ)です。

簡単に言うと笑顔で人と接する。

穏やかな顔で人に接すると言うことだそうです。

ただ寄付をするのでは意味がなく、

心を込めることが大切だと。

それは自然と表情にもでるはずですからね。

旅の出会いや経験から

本当に沢山の事を学ばせていただいております。

旅っていいなと改めて感じる日々です。