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成田山新勝寺に3泊4日の断食修行終わり!キツカッタ

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成田山新勝寺に3泊4日の断食修行に行って来ました。水だけで生活、キツカッタ~(+_+)

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成田山新勝寺にて、

3泊4日の断食修行をしてきました。

辛かった~(+_+)

そして腹減った~(+_+)

体重は、-3キロも落ちていましたよ。

すぐにリバウンドしてしまいそうです。

成田山新勝寺

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成田山新勝寺の御本尊不動明王は、

真言宗の開祖、弘法大師空海が

自ら一刀三礼(ひと彫りごとに三度礼拝する)の祈りをこめて

敬刻開眼された御尊像です。

お不動さまは、私たちの心の迷い・煩悩を取り除き、

全ての人を救うため、忿怒のお顔を示されています。

また、ご奉仕をする心の大切さを私たちに教えるため、

奴僕の姿になっています。右手に握っておられる利剣は「悟りの智慧」を象徴し、

心の迷いを断ち切ってくださいます。

そして左手に持っておられる羂索の縄で、煩悩を縛って封じ、

正しい教えの道へと導いてくださいます。

出典:成田山新勝寺

成田山での断食、絶対に必要な項目

・断食の時期

成田山で断食をする場合は、5月か9月、10月ぐらいが良いかと思います。

夏は、暑さと虫が多いので辛いと思われますし、

冬は、寒すぎるでしょう。

とにかく過ごしやすい時期を選ぶことです。

また、正五九といって、正月・5月・9月に成田山にお参りすると

普段の月よりも、一層ご利益があると言われています。

 

・時計(アラーム付き)

私は、時計を忘れてしまいました。

その為、時間がわからないので、生活しづらかったです。

男性の部屋に目覚まし時計がありますが、

アラーム機能が壊れているので、アラーム付きの時計が必須です。

 

・水筒または空のペットボトル

水をこまめに飲まないと断食が辛いです。

飲める水は、宿の井戸水だけなので、

水筒か空のペットボトルあると便利です。

 

・防寒具

部屋の中が、かなり寒いです。

必須です。

 

・仏教系の面白そうな本

夕方18時には、外に出られません。

宿泊場所にも少し本が置いてありますが、

難しい本ばかりです。

事前に、面白そうな仏教系の本を

持っていくと助かります(仏教系の本以外は持込み不可)。

 

一緒に行ってくれる人を探してみる

仲間がいるといないとでは、気のまぎれ具合が大きいです。

私は1人で行きましたが、たまたま同時期に2人いましたので、

話をすることが出来て、空腹をまぎらわせることができました。

2人がいなかったらと思うと、ゾッとします。

お2人とも、本当にありがとうございました。

持って来てはいけない物

下記参照。

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断食の流れ

まずは、健康診断を受けに行かなければいけません。

当日の朝8時~8時20分に、

成田山新勝寺近くの藤倉クリニックにて健康診断です。

診察はすぐに終わり、料金は、3330円です。

それが終わったら、

成田山新勝寺の断食参籠道場に向かいます。

道場で決まりごとの説明を受けたら、解散です。

持ち込み禁止の物を持っていると退場させられます。

一日のスケジュールは、

朝4時30分に起床。

集合場所にて点呼をとり、前日、水をどれだけ飲んだかを報告します。

その後、部屋の掃除をして、

5時20分より、朝護摩に参加します。

その後は、15時までフリータイムです。

15時にお坊さんの話を聞けます(忙しい時はありません)

18時までには、部屋に戻らないといけません。

22時には消灯して就寝です。

こんな感じのスケジュールで過ごします。

1日目

藤倉クリニックにて、健康診断を受け、断食参籠道場に行きました。

私の他に、男性2名、女性1名の計4名での参加です。

皆、3泊4日です。

3泊4日以上は、最終日におかゆを食べさせてもらえるから、

皆、3泊4日の断食コースを選ぶそうです。

男性と女性は、別の宿舎になります。

部屋に移動すると、3日目の方が1人いました。

その方に話を聞くと、3日目は体がだるく力が入らないと言うことでした。

私たちは初日の為、元気なのですが、

3日後の事を考えるとゾッとしました。

男性の断食仲間と軽く自己紹介をして、

一緒に境内を散歩しました。

楽しくおしゃべりをしながらの散歩でしたので、

午前中は、あっという間に時間が過ぎました。

空腹もさほど感じておりません。

午後からは、境内内の公園に行き、

散歩しながら、くつろいで過ごします。

夕方になると少しの頭痛を感じ、空腹を感じました。

旅の疲れからか、20時ぐらいから翌朝まで

爆睡してしまいました。

2日目

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昨日、爆睡をしたので、朝はスッキリと目覚めることができました。

しかし、立ち上がると体に力が入らない事に気づきました。

動く気がしなかったので、朝護摩が終わった後は、

部屋でゴロゴロして、仲間と会話をして過ごしました。

12時より、写経をやらさせてもらいました。

初めての体験でしたので、結構難しく感じましたが、

時間が経つのが早く感じました。

お昼過ぎから、激しい空腹を感じるようになりました。

公園に散歩をしに行きましたが、体がダルすぎて、

歩くことも大変でした。

少し歩いては休憩をして、そしてまた歩くという感じでした。

基本、空腹と葛藤しているので、時間は経ちません。

夜も空腹感から、全く眠る事が出来ずに、辛い一日でした。

まだ2日目ということが、精神的にもきつかったです。

3日目

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朝起きた瞬間から、体がだるいです。

空腹状態が続いているので、考えることは、食べ物のことばかりです。

2人の仲間とも、食べ物の話をして盛り上がって、時間を過ごします。

午前中は、布団の中でゴロゴロ。

午後からは、仏教図書館という場所に行きました。

しかし、読みたい本があまりなく、読む気も起こらないので、

すぐに出ました。

散歩をして、境内のベンチに座り、人間観察をして過ごしました。

そして公園でカメやコイを見ながら、

仲間と食べ物トークやお互いの夢、仕事のことなどを語りました。

何より、あと1日だから頑張ろうと励まし合えたことが、

精神的にすごく助かりました。

断食するには、仲間が重要だと強く思いました。

夜には、空腹感が少しは減ったものの、

なかなか寝付けませんでした。

寝られたのは、24時ぐらいだと思います。

最終日4日目

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最終日を迎え、起きた瞬間に仲間2人と

もう少しで断食が終われるということで、喜びあいました。

6時35分に、おかゆをいただき、

食べた瞬間に、生き返りました。

おかゆがこんなに甘く感じたことは、人生で初でした。

おかゆ、梅干し、辛みそ、お茶がでました。

あまりの美味しさから、おかわりをして、4杯も食べてしまいました。

本当に美味しかったです(*´▽`*)。

少しのご飯を食べただけで、すぐに元気になりました。

人間の体は、少しの食べ物でもエネルギーになるのだと実感しました。

最後は、本堂にて、

不動明様にお世話になったことへの感謝と、

参籠道場の方に挨拶をして帰りました。

一緒にやり遂げた仲間二人とも挨拶をして、お別れをしました。

境内の外に出られたことで、

自由になった事への幸せを感じたのでした。

まとめ

食べ物の有難さを感じたことはもちろんですが、

普段、時間がこれだけ長く感じたことはありませんでした。

逆に言えば、普段の生活は情報が多すぎて、

本当に大切なことを見失っているのかもしれません。

そして、何よりも今回の断食で感じたことは、

仲間がいてくれたことで、楽しい時間になったということ。

2人とも独立をされていたので、

普段聞けないような話をたくさん聞けて、とても勉強になる時間でした。

さすがに、しばらはくは断食をしようなんて思わないです(笑)。

しかし、普段と違う生活をすることは、

沢山の気づきがあるので、貴重な体験だと思います。

断食が終わった今は、

今日から何を食べようかという煩悩で頭がいっぱいです(笑)。

 

本日の名言

「飲食をしかるべく慎む者は、鋭い五官、冴えた頭脳、
丈夫な肉体、優れた記憶力、軽やかな挙動に、これらすべてに恵まれる。」
by ルイジ・コルナロ(イタリアの貴族)

 

POSTED COMMENT

  1. taroandjiro より:

    食事のありがたさや時間の大切さを感じることって普段なかなか無いと思うので貴重な体験だったんですね(^^)
    お疲れ様でした!

  2. atlantice358 より:

    Kaoさん
    本当に貴重な体験をすることができました。
    一生の思い出となりましょう。
    同じ時期に断食を行った仲間とも良い思い出です。

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