電子書籍kindleを出版しました
「野球の神様100名言」です。
野球選手の言葉50個&偉人と賢人の言葉50個からなる合計100個の名言を掲載しています。
https://tabirich.net/entry/2019/03/11/154015
こんにちは! 野球選手の名言研究家であり、野球の家庭教師&野球の本を出版したSei(@tabirich358)です。
2018年夏の高校野球も終わり、10月25日のドラフトまであと少しですね。甲子園で活躍した選手、地元で頑張っていた選手がどこの球団に指名されるのか気になっているのは僕だけでしょうか?
野球ファンならば、応援していた選手がどこの球団に行くのか気になりますよね。今回、100回大会の甲子園で春夏連覇をした大阪桐蔭高校のドラフト候補生を紹介します。
根尾選手と藤原選手に注目が集まりがちですが、このチームのエース柿木選手も上位で指名さる可能性がある選手です。
それでは早速プロフィールから見ていきましょう。
Contents
【プロフィール】柿木蓮(大阪桐蔭)
参照:NHK
- 名前 柿木 蓮(かきぎ れん)
- 出身 大阪桐蔭高校
- 生年月日 2000年6月25日
- 出身地 佐賀県
- 身長 181cm
- 体重 85kg
- ポジション 投手
- 投打 右投げ右打ち
※名前は蓮(れん)と読みます。
【特徴】MAX151キロを投げて甲子園をざわつかせる
佐賀県東松ボーイズ時代には中学生ながらMAX142キロを記録。中学3年生の時にボーイズの日本代表に選出されて世界大会にも出場しています。その後、大阪桐蔭高校に進学。
2年生の春から控え投手としてベンチ入りをして、3年生の時にはスター軍団の大阪桐蔭のエースナンバーを背負います。あの怪物の根尾選手を差し置いて背番号1を背負っています。
言うまでもないと思いますが、大阪桐蔭には全国から野球エリートの選手が入ってくるのでベンチに入ることだけでも凄いのです。そのチームのエース番号を背負っているのが柿木選手なのです。
2017年の春に抑え投手として甲子園デビューを果たしあと、2017年の夏には三回戦の仙台育英戦に先発登板をしています。しかし完封目前の9回2アウトからミスが出てサヨナラを喫し、春夏連覇を逃しています。
2018年の春の選抜では3回の先発で2勝を挙げて選抜優勝に大きく貢献しています。
2018年の夏の100回大会では、1回戦で先発し9回1失点で勝ち投手。2回戦、3回戦、4回戦はリリーフ登板で計9回を無失点と素晴らしい投球を続けています。さらに準決勝では9回1失点、決勝でも9回2失点で見事、優勝投手になっています
また球速は、昨年の春の最速が145キロだったので、1年で6キロも速くりMAX151キロを記録。まだまだ成長途中の段階です。
- 野球エリート集団のエース
- 怪物根尾選手を差し置いて背番号1
- 変化球はスライダー、カーブ、フォーク
- MAX151キロ
- 安定したコントロール
- 特に低めを突くコントロールが良い
- 甲子園での防御率0.86
- 50m走を6秒2
- 100回大会の優勝投手
- 繊細な性格
トレンドにチェブラーシカがあって家で勝手にチェブラーシカと呼んでいる大阪桐蔭の柿木くんを思い出しました
柿木くん耳が大きくて似てるなあ…… pic.twitter.com/sbuyMG0Cx0
— KaN (@kankan000005) August 15, 2018
決勝戦で投げ合った金足農業の吉田選手、同じ大阪桐蔭の根尾選手や藤原選手の特徴も一緒にどうぞ。
【甲子園の成績】防御率が0点台で安定した投球が持ち味
甲子園での成績を見てみましょう。 これまで甲子園で12試合に登板して62回と2/3を投げて防御率0.86、5勝1敗、奪三振67、四死球15となっています。驚く成績は、防御率が0.86ということ。
四死球が15からもコントロールが安定をしていて、試合を作れる計算できる投手だという事がわかります。
甲子園通算成績
- 投球回数 62回2/3
- 三振 67
- 四死球 15
- 自責点 6
- 防御率 0.86
【映像】柿木蓮の実際の映像
実際の柿木選手の映像です。全体的に低めに球が集められていて、伸びのある直球が印象的です。
【エピソード】入学当初は根尾選手や横川選手の後の4番手ピッチャー
柿木選手は、最初から順風満帆に成長したわけではありません。1年生の時は、根尾選手や190センチ大型左腕の横川選手が先にベンチ入りしており、2年生の春の甲子園では、当時のエース徳山選手の次に投げるのは根尾選手か横川選手でした。
現に静岡戦に先発したのが横川選手で、決勝戦では根尾選手がリリーフ登板するなど4番手扱いだったようです。
その後2年生の夏の甲子園では2番手で投げるまでに成長して、3回戦の仙台育英戦では9回2アウトまで無失点で抑えており、ミスからのまさかの大逆転負けは記憶に新しいと思います。
3年生の夏の甲子園の決勝戦のエピソードです。10三振で完投した準決勝の日の夜、柿木選手は西谷監督の宿舎の部屋を訪れて「決勝も投げさせてください」と志願したそうです。
「大事な試合はずっと根尾だった。エースとして自分が投げたかった」と。この気迫が9回完投で見事に優勝投手となりました。
見た目が怖く見えるからなのか「柿木、ヤンキー」というキーワードが出てきます。これは見た目からのイメージで検索されているようで、実際の柿木選手は繊細な人間らしいです。
チームメイトの小泉選手のエピソードでも「もともと繊細な性格である柿木は、細かい部分を気にするタイプ。抜けたらどうしようとか当てたらイヤだと気にする」とあります。
気迫のこもった柿木選手から想像つかない感じがしますが、繊細な部分を持ち合わせた好青年なんでしょう。
【プロ野球選手に例えると】もう一回り体を大きくすれば山口俊(巨人)
プロ野球選手に例えると巨人の山口俊という感じです。どっしりとした体格から投げるストートがズドンとくる球筋など似ています。プロに入ってもう一回り体を大きくすれば、チームのエース級に慣れる逸材だと感じます。
躍動感あふれるピッチングも、見ている方を魅了してくれます。各球団のスカウト評価はこちらです。
【巨人】「柿木が良くなっていた。力強かった」「馬力があるし、楽しみな存在ですね」
【中日】「上位候補に食い込んでくる可能性がある」「柿木が非常に良くなった。スピードは出てるし、キレ、質が良くなった」
【ソフトバンク】「下半身が太いし、鍛えられてる。非常に良い素材」
【オリックス】「フィニッシュが強くて球が指にかかっていた。球のキレ、角度がある」
【阪神】「昨秋よりも良くなっている」「151キロを出したし成長した姿が見られた」
【ヤクルト】「ベース板の球が強い」「こういうポテンシャルもあるところを見せてくれた」
【ドラフト指名予想】指名する球団は?オリックスor中日or楽天?
オリックス、楽天、中日などが候補に挙げています。この中でもオリックスは地元大阪の選手ということ金子選手や西選手の高齢化などからも、右の本格派を2,3年かけて育てる計算がしやすいのではないかと思います。
投手陣強化を急いでいる中日は、比較的に早い段階で1軍に上がってきそうな柿木選手は魅力的です。もしドラフト1位で根尾選手を取れた場合は、柿木選手も取れれば話題生もバッチリ、大阪桐蔭リレーと人気になること間違いないでしょう。
2018年の松坂フィーバーから2019年の根尾・柿木フィーバーへ、中日が人気球団になるウルトラCの策略です。
【10月25日】2018年プロ野球ドラフト会議
いよいよ2週間後には、ドラフト会議が始まります。10月25日に柿木選手がどこの球団から指名されるのか目が離せません。地元楽天なのか、それともサプライズ選出があるのか。
同じ大阪桐蔭高校のチームメイトでもある根尾選手や藤原選手の動向も気になります。
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