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こんにちは! 投資家&複業家のSei(@tabirich358)です。
前回に引き続き、これから投資を始める人に向けた投資で大切な用語の解説をしていきたいと思います。投資の知識を増やして少しでも勝てるようになりましょう。本日の内容はボリンジャーバンドです。
プロの投資家がテクニカル分析をしたければ、これを理解しておけというのがボリンジャーバンドです。さっそく見ていきましょう。
≫前回の記事:投資を始める人にとって大切なMACD(マックディー)
・ボリンジャーバンドとは
・ボリンジャーバンドの売買のタイミング
Contents
ボリンジャーバンドとは?
ボリンジャーバンドとはジョン・ボリンジャーという人が考案したトレンド系のテクニカル指標になります。移動平均線の上下にバンド(帯状)に線を引くのが特徴です。
ボリンジャーバンド=移動平均線の上下に帯状に線を引くのが特徴
ボリンジャーバンド 標準偏差
ボリンジャーバンドは標準偏差という値を使って引きます。標準偏差は統計学で使われる用語です。沢山のデータがあるときに平均からどの程度ばらついているかを表すのに使います。
標準偏差が大きいほどデータのばらつきも大きいことになります。標準偏差は「σ(シグア)」という記号で表現します。
参照 お金のキャンパス
ボリンジャーバンド 正規分布
沢山のデータがあるとき、その値の大きさで分類してグラフにすると平均に近いデータが多く、平均から離れるほどのデータの数が少なることが多いとされます。このようなデータ分布の理想的な形のことを正規分布と呼ぶのです。
データが正規分布している場合、平均-σから平均+σの間に全体の68%のデータが入り、平均-2×σから平均+2×σの間に全体の95%のデータが入ることが知られています。
参照 Fx検証Lab
ボリンジャーバンドの描き方
株価は上がったり下がったりしますが、移動平均線が極端に離れることはあまりありません。移動平均線の近辺を動くことが多いものです。そこで株価と移動平均線との差は正規分布のようになるのではないかと考えるのがボリンジャーバンドなのです。
ボリンジャーバンドを描くとき移動平均線を求めてから、その平均期間の株価の標準偏差を求めます。そして移動平均±σや移動平均±2σのところなどに点を打ちます。この作業を毎日・毎週・毎月行い、点を結んでいくとボリンジャーバンドの出来上がりです。
日足や週足をもとに描くことが多いことで知られています。
参照 Fx初心者入門
ボリンジャーバンドの見方を考える
ボリンジャーバンドの見方を考えましょう。データうち95%が平均-2σから平均+2σの範囲に収まります。逆に言えば平均-2σより小さいデータや平均+2σより大きいデータは5%しかないことを意味します。これはすごい発見ですよね。
株価が移動平均線-2σを超えて安くなることや移動平均線+2σを超えて高くなることは5%程度しか起こらないというように考えられる
ボリンジャーバンドの幅
ボリンジャーバンドの幅を見ます。株価の動きが激しいほど移動平均線からのばらつきが大きくなり標準偏差も大きくなるのでボリンジャーバンドの幅が広くなります。逆に株価の動きが穏やかになるとボリンジャーバンドの幅は狭くなります。
ボリンジャーバンドの幅が狭くなるとその後の株価が大きく動くことがよくあります。ボリンジャーバンドの幅が狭くなったら注目が必要です。
ボリンジャーバンドの幅が狭くなるとその後の株価が大きく動く
ボリンジャーバンドの売買
ボリンジャーバンドでは株価が移動平均線の±2σを超えることは少ないということから、株価が移動平均線-2σを超えて下落したら買い、株価が移動平均線+2σを超えて上昇したら売りと考えます。
もちろん株価が上昇しているときは、+2σの線に沿って株価が上昇することもあります。その逆もしかりです。
参照 Fx初心者入門
まとめ ボリンジャーバンドは利益確定時に使おう
プロの投資家がボリンジャーバンドを覚えなさいとよく言います。確かにこの基本的なことを知っていると知らないでは全然違いますね。空売りをしていて利益を確定するときに使うときや持っていた株を売って利益を確定させてたいときにボリンジャーバンドを使いたいですね。
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